すべての人が、
生き生きと暮らせる日本に
社名に込めた想い
株式会社DOE5%(ディーオーイーゴパーセント)の社名には、純資産配当率*(Dividend on Equity (DOE))5%が、企業が株主にもたらすべきリターンの最低限の目線として意識されるべきであるという想いを込めています。
( *DOEを株主資本配当率と表記するケースも多くみられますが、当社と致しましては、分母として使う会計上の数値は純資産が適切であると考えており、会計用語としての株主資本との混同を避けるため、純資産配当率と表記致します)
DOE5%とは、例えば、東京証券取引所が全上場企業に向けて通知をしている「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」の中でも最低限意識すべき指標の一つとして挙げられている株価純資産倍率(PBR)1.0倍の株価において、配当利回りが5%となる水準を指します。仮にPBRが0.5倍の低い水準で評価されている企業であれば、配当利回りは10%となります。以下は、DOE5%時の、PBR(横軸)と配当利回り(縦軸)の関係を表すグラフです。

このように、株主リターンの適正化は、利用される資本が低いリターンしか生み出していない状況を改善し、適正なリターンをもたらす経済活動へと資本を循環させる重要な鍵になると考えています。それによって、社会全体がより良い方向へ進むのではないか、という想いを私たちは抱いています。
当社は、企業成長のあらゆるステージにおいて、適正な資本リターンを実現する経営を支援します。そして、企業(社員・経営陣)と資本市場、さらには日本経済全体の発展に貢献するという理念の実現に向け、企業価値の向上と持続可能な成長を全力で支援してまいります。

投資方針
- 投資期間の制約はありません。
- 短期的な投資回収を目的とするのでは無く、企業の持つ潜在力を信じ、中長期でコミットします。 株式会社DOE5%は、外部投資家の資金をお預かりしていません。そのため、短期的な投資収益の実現にこだわる必要が全くありません。 経営者の方々と、より長い期間を前提とした議論をすることで、お互いの理解を深め、より良い経営戦略を追求することが可能となると考えています。
- 会社の規模、上場の有無、社歴等に関わらず、各企業の持つ潜在力を重視します。
- 日本には、堅実に、誠実に経営されている素晴らしい企業が数多くあります。一方で、資産の有効活用や多様な人材の活用といった面に、まだ目を向けられていない場合が多いという現実があります。 株式会社DOE5%は、経営者が自社に眠る価値に気付き、適切に行動することが、企業と資本市場の共成長、さらには資金の適切な循環を通じた活力ある社会の実現において最も重要であると考えています。
- 経営陣との建設的な議論を通じて、協力的な関係を築くことを目指します。
- 株式会社DOE5%は、経営者の行動が企業を変える最も大きな力になると信じています。より多く社会に還元するために、従業員を始めとした全てのステークホルダーが納得して取り組むことが出来る経営戦略を策定するには、経営陣とオープンな議論が行える友好的な関係を築くことが不可欠と考えています。
- 多様な人材の活用と適切なガバナンスを重視します。
- 株式会社DOE5%は、多様な人材の活用と適切なガバナンスを重視します。 「多様な価値観を持った人々が、様々なアイデアを議論しながら経営を行い、その経営を客観的な目線で定期的にチェックする」のが企業のあるべき姿だと考えており、その実現に向けて、経営者の方々の背中を押せる存在になることを目指しています。